セリメーヌ ベース

バカラならではの重厚感とスケール、そして華麗な輝きを持つセリメーヌは、バカラの最高の制作技術をもって作られる作品です。 厚みのあるクリスタルと優美なシェイプ。光の屈折を計算して施されたダイヤモンドカットと上部のフラットカット。バカラならではの重厚感とスケール、そして華麗な輝きを持つセリメーヌは、バカラの最高の制作技術をもって作られる作品です。熱く溶けたクリスタルの塊は、このベースの元となる形に気泡や歪みひとつなく成形され、その後、正確なカットが深く表面に刻まれます。仕上げまですべての工程は何人もの職人による手作業で行われ、このスケールで手の込んだ作品に仕上げることは決して容易ではありません。M.O.F.（フランス最優秀職人）を多数抱えるバカラのみが実現可能であるといえるでしょう。この作品は、1950年に、当時バカラのデザイナーであったジョルジュ・シュヴァリエによりデザインされました。イギリス領であったモーリシャス（インド洋南西部、現在イギリス連邦内の独立国、元首はエリザベス女王）に、エリザベス女王が訪問された時、献上品として選ばれたというエピソードも残されています。当時イギリス領より本国への献上品は、自国製品であることが慣例でしたが、バカラが初めての外国製品の献上品として選ばれたことは、バカラクリスタルの優秀性を物語るものです。