この作品は、フランスの彫刻家フランソワ・ポンポンの代表作をクリスタルで再現したコレクションの一つ。2010年に発表された作品を復刻しました。クリスタルの柔らかいラインが造形に発揮され、白熊のピュアで神秘的な姿を表現しています。この白熊のオリジナルは大理石で作られた実物大サイズの彫刻で、1922年に発表されたポンポンの代表作であり、現在はパリ オルセー美術館に展示されています。このクリスタルの作品はバカラとフランス国立美術館(RMN:French National Museum)とのコラボレーションによって実現したもので、台座にはバカラのシグネチャーとともにRMNのロゴが刻印されており、その正統性が証明されています。モチーフとなっている白熊(ホッキョクグマ)は、現在は地球温暖化のシンボルであり、この作品には地球環境保全のメッセージも込められています。