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一流の職人による手仕事を意味する「Haute Couture(オート・クチュール)」。
バカラが誇る職人技術は、その250年を超える歴史の中で継承され、磨かれてきました。
この「バカラ オート・クチュール コレクション」は、バカラが発表してきた傑作の数々を現代の職人たちが再現した復刻コレクションです。
鮮やかなカラークリスタルと緻密なカットのコントラスト、ダイナミックなエングレイヴィング、繊細なエナメルや金彩が美しい作品の数々は、オリジナルが制作された時代の空気を感じさせ、また出品されたパリ万博での栄誉を物語ります。
M.O.F.(フランス最優秀職人)に代表される職人たちは、残された図面を読み解き、伝承された技術に新たなノウハウやモダンなエッセンスを加え、最高のクラフツマンシップを発揮して、新たなコレクションを完成させました。
バカラのアール・ドゥ・ヴィーヴル(生活芸術)、そのきらめきをお楽しみください。
バカラらしいダイナミックなカットの技術が冴える華やかな作品。オリジナルは1902年に制作されました。純金を配合し、ゆっくりと再焼成することで生まれる赤いクリスタルはバカラの象徴。クリアクリスタルにその赤いクリスタルを被せて成形されたクープに、炎(フラム)と星をイメージした美しいカットがM.O.F.(フランス最優秀職人)の手で、深く鮮烈に刻み込まれています。さまざまなカットが重奏的に織り成され、眺める度に新たな発見と驚きがあります。
限定25ピース。
夜空を思わせるような深いミッドナイトブルークリスタルを被せて成形されたクープに、炎(フラム)と星をイメージした美しいカットが職人の手で、深く鮮烈に刻み込まれています。オリジナルは1902年に制作されました。カットが重奏的に織り成され、バカラの芸術性や高度な技術が凝縮された逸品です。
限定25ピース。
クリアクリスタルの外側にミッドナイトカラーを被せ、職人がダイナミックなカットを施しました。優雅な曲線でドレープ(ドゥラプリ)を描くように、オートクチュールのドレスや海の波を思わせるようなデザイン。クリスタルの透明感やニュアンスカラーとのコントラストが引き立ちます。
限定25ピース。
優雅に花開くフォルムのベースに、清らかな百合(リリー)の花が絵画のように大胆な構図で配され、繊細なエングレイヴィングと金彩のアクセントで描かれています。ベースの形と描かれたモチーフが見事に融合したデザインです。日本の美術工芸品に大きな影響を受けたジャポニスムと呼ばれるスタイルがヨーロッパで流行したことで、バカラでも自然のモチーフをありのままに描くために新しいエングレイヴィングの技術が開発されました。ジャポニスムは19 世紀末から20 世紀初頭にかけアール・ヌーヴォーと呼ばれる様式で開花しました。本作品にも、その潮流が反映されています。
限定50ピース。
オリジナルは1878年パリ万国博覧会に出品されました。高さのある蓋付きのベースに、空に向かって蔓が伸び花が咲き乱れる空中庭園をイメージした金彩とエナメル彩を施して作られた壮麗な作品です。複雑なパターンの装飾は、職人の手ですべて筆描きされ、焼き付け後、磨いて仕上げられます。有機的な曲線や織り成された植物モチーフなどに、オリエントの文化や、イスタンブールの宮殿の装飾にも使われているイズニク陶器などの影響が見られます。すっきりとした造形、そして透明で端整なクリスタルと組み合わせることで、バカラならではの洗練された作品として完成されました。
限定18ピース。
王冠(ディアデム)のような形に成形された珍しいデカンタ。オリジナルは1867年パリ万国博覧会のために作られました。吹き成形にはバカラの職人による非常に高度なホットワーキングの技術を要します。緻密なカットは、ロザースと呼ばれるバラの花をモチーフにした図案で、 1909 年のナンシー国際博覧会出品作に施されていたものが組み合わされました。本体、王冠の形をした蓋、そして土台の細部にいたるまで埋め尽くすように施された緻密なカットは、M.O.F.(フランス最優秀職人)の称号を持つ職人の手によるものです。バカラのクラフツマンシップが込められた、時代を超えた逸品と言えるでしょう。
限定18ピース。